抗生物質とその限界

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抗菌剤というと、すぐに頭に浮かぶのがペニシリンを始めとする抗生物質でしょうか。抗生物質は、約半世紀前にペニシリンが発見されてから、様々な抗生物質が開発され、その優れた抗菌作用を利用してきました。感染症対策に対する治療薬として長くその優位性を保ってきました。しかし、抗生物質にはある欠点があります。抗生物質を使い続けると耐性菌が出現したしまうのです。特に最近は構成物質を乱用したことも手伝って、幾種類もの抗生物質に耐性を持つ、例えばMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌、院内感染で有名になったやつ)なども出現し、抗生物質はある意味"無力"になりつつあります。アメリカでは、バンコマイシンという抗生物質に耐性を持つ菌が現れたら、もう抗生物質の時代は終わるだろうとさえ言われているそうです。

アロエベラの抗菌作用

これら抗生物質の対極にあるアロエベラは、耐性菌を作らず、毒性もなく、広い範囲の細菌に有効で、その上身体を丈夫にしてくれる天然の自然薬と言えるでしょう。人類がアロエベラを知ってから、すり傷や切り傷、虫さされや水虫などの治療に用いてきました。それらはアロエベラの抗菌作用を利用しているもので、アロエベラを用いることにより傷の再生が大きく促進されるということを経験的に知っていたからにほかなりません。 このことは、1979年にヘガーズという研究者がアロエベラのゲル質を用いて抗菌試験を行い、非常に多種類の細菌の増殖を防止する効果があり、しかも飛び抜けてその抗菌作用が強い物であることを科学的に確かめています。
アロエベラの抗菌作用は、その有効成分としてアロエシンの他に、イソアロエン、アロエチン、サポニン(配糖体)という成分が含まれており、それらがお互いに助け合い総合的に働くことによって効果を発揮しています。

実際にアロエベラを外用で使用する場合は、葉のゲル質をそのまま使うことができます。これはキダチアロエと違い、アロエベラには刺激の強いアロインがほとんど含まれていないという特徴があるためで、キダチアロエの場合は、アロインを取り除くため、ゲル質を取り出して、さらに水洗いしてから使用することになります。ちょっと手間がかかりますね。

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