【知らないと損!】アロエベラとキダチアロエ、成分や効能の違いを徹底解説!

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アロエは、昔から薬用として親しまれてきた植物です。近年では、美容や健康食品としても注目されています。しかし、ひとくちに「アロエ」と言っても、実は様々な種類があるんです。中でも代表的なのが、アロエベラとキダチアロエ。見た目こそ似ていますが、実は原産地や成分、効能など様々な違いがあります。
このブログ記事では、アロエベラとキダチアロエの違いを徹底解説します。
見た目だけで判断せず、自分に合ったアロエを選ぶためのポイントもご紹介します。

外観の違い

キダチアロエ

木立アロエとも書くように、木の幹のような茎から葉が広がっています。葉の幅は最大でも5cm程度、その厚さは1〜2センチ程度になります。

キダチアロエ

アロエベラ

葉が折り重なるように地面近くから生えています。葉の大きさですが、最大で幅10cm位、厚さ3cm位になります。

アロエベラ
特 徴アロエベラキダチアロエ
太く肉厚で、ロゼット状に広がる細長く、株立ちになる
表皮緑色で滑らか緑色でややざらつく
トゲ葉の縁に鋭いトゲがある葉の縁に小さなトゲがある

原産地と歴史

  • アロエベラ:原産地はアフリカ北部と地中海沿岸。古くから薬用として利用されてきました。
  • キダチアロエ:原産地は南アフリカ。江戸時代に日本に渡来し、観賞用として親しまれてきました。

成分と効能の違い

キダチアロエ・アロエベラ共に同じような成分を含んでいます。
その成分の中でも両者の大きな違いは、皮に含まれるアロインの量と葉の内部のゲル質に含まれるムコ多糖体の分子量です。
それがキダチアロエとアロエベラで利用の仕方が大きく違う理由となっています。

キダチアロエは食用には向かず、皮を残したまま丸ごと使用される場合がほとんどです。それに対し、アロエベラは食用に適し皮をむいて葉の中央部分のゲル質を利用する場合がほとんどです。皮をむくのは皮に含まれるアロインを取り除くためで、アロインはとても苦く食用に適さないからです。

共通成分

  • アロエシン:抗炎症作用、抗菌作用、保湿作用
  • ビタミンC:抗酸化作用、美肌効果
  • ビタミンE:抗酸化作用、血行促進

アロエベラ特有の成分

  • アロエベラチン:抗ウイルス作用、免疫力向上
  • アロエマンナン:美肌効果、保湿作用

キダチアロエ特有の成分

  • アロエニン-A:抗酸化作用、美肌効果

効能

  • 消化促進
  • 便秘解消
  • 胃腸の調子を整える
  • 肝機能向上
  • 疲労回復
  • 美肌
  • 抗酸化
  • 免疫力向上

利用目的によるアロエの選び方

  • 食用: アロエベラのほうが苦味が少なく、ジュースやヨーグルトなどに加工されて利用されます。
  • 化粧品: 両方とも保湿成分として利用されますが、アロエベラは特に乾燥肌向けの製品に多く配合されています。
  • 薬用: キダチアロエは、切り傷や火傷などの外傷に効果があるとされています。

生育環境の違い

  • アロエベラ: 高温多湿を好み、日当たりの良い場所を好む。寒さに弱いため、冬は室内で管理する必要がある。
  • キダチアロエ: 寒さに強く、戸外でも冬越しできる。日陰でも育つが、日当たりの良い場所の方がよく育つ。

アロエベラの花

アロエベラの花 キダチアロエより落ち着いた赤色

キダチアロエの花

キダチアロエの花 何とも鮮やかな赤色

アロエの花言葉

日本での花言葉

健康 万能 迷信

西洋での花言葉

苦痛(bitterness) 悲観(grief)

やけに悲観的な花言葉ですね。

その他

  • キダチアロエは別名「医者いらず」と呼ばれる: 古くから民間療法で利用されており、切り傷や火傷などの外傷に効果があるとされています。
  • アロエベラは「美容の女王」と呼ばれる: 保湿効果が高く、美容業界で広く利用されています。

まとめ

アロエベラとキダチアロエは、見た目や性質、用途が異なる植物です。自分の目的に合った種類を選ぶことが大切です。

ご自身の目的や好みに合わせて、どちらのアロエを選ぶか検討してみてくださいね。

注意点

  • 内容は一般論であり、全ての人に当てはまるとは限りません。 個人の体質や状況によって効果や反応は異なります。
  • 医学的なアドバイスではありません。 病気の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
  • 不安な方は利用前に医師に相談してください。 特に、妊娠中、授乳中、持病のある方、薬を服用中の方は必ず医師に相談してください。

参考サイト

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