日本人は昔から入浴にはしょうぶや柚子などを季節に合わせて上手に利用してきました。それらも大変気持ちの良いもので、リラックスした気分にさせてくれます。それらに負けず、アロエベラも入浴剤として優れた効果を発揮してくれます。
アロエベラを入浴剤として使用するには、
- アロエベラの葉をよく洗ってから細かく切ります。
- それを布の袋に入れて移用するだけです。
入浴中に、アロエベラの入った袋をよくもむことで有効成分がお湯の中に溶け出してきます。
アロエベラのお風呂には次のような効果が期待できそうです。
- 全身を温めて、血行を促進し内臓の働きを活発にする。
- 湿疹やあせもなどの肌のトラブルに対する改善作用がある。
- 自律神経を安定させ、ストレスにもリラックス作用がある。
アロエベラをお風呂に入れるだけで、様々な症状や全身美容に良い効果が期待できるのです。試してみない手はありませんね。
アロエベラのパック
疲れやストレスが重なると、肌も荒れ気味になってくるものです。「今日は化粧ののりが悪いわ…」等と感じるようになったら注意信号。肌荒れが気になる、そんな時には「アロエベラのパック」がとても効果的です。週に一度のアロエベラパックで肌をいきいきとよみがえらせることができますよ。
通常はパックというと、古い角質や毛穴に詰まった汚れ、老廃物を取り除くことを目的として行いますが、アロエベラのパックはそれだけではなく、消炎作用や新陳代謝の改善、保湿、収斂作用を高めるなど、いろいろな美肌作用まで引き出してくれます。
アロエベラパックの方法
一番簡単な方法は、アロエベラのゲル質を顔に貼り、乾燥したらはがすという手順で行います。本当に簡単ですが、これでかなりな効果が期待できるのです。
そのほかには、アロエベラにハチミツやキュウリ、卵などを混ぜ合わせて使用する方法もあります。いずれにしろ、お金をかけずにできる方法をいろいろと試してみるのが良いでしょう。あと、自分の肌に愛ということも重要な要素ですね。
アロエベラのパッチテスト
アロエベラを使用する前に必ず行行う方がよいのがパッチテスト。
いくらアロエベラが優れた美肌効果を持っているとはいっても、自分の肌に合わないのでは百害あって一利無し。特に敏感肌の人やアレルギーのある人は要注意です。
有効成分が強すぎると、皮膚が赤くなったり、かゆくなったりすることがあるからです。
アロエベラのパッチテストの方法
まず腕や太ももの内側の柔らかい皮膚(目立たないところがよいでしょう)に、アロエベラのゲル質の一部を貼り付けるか、その汁を塗って30分前後そのままにしておきます。それから1日くらい様子を見て、もし赤くなったり湿疹やその他の異常が見られた場合は、数日おいて再度テストをします。このときは適当に水で薄めたアロエベラの汁を塗り、1日過ごしてまだ異常があれば、アロエベラが肌に合わないと判断して良いでしょう。
合わないのに無理に使用する必要など全くありません。
私の肌にはもっと合うものがあるんだと思ってあきらめましょう。